ベトナム革新党のアウン・ミン・ユンさんが亡くなりました

ベトナム革新党日本支部長 アウン・ミン・ユンさんが、11月19日、心臓病にて亡くなりました

アウン・ミン・ユンさんとの日本でのであいが、このささやかなベトナム革新党ホームページを作ろうと思ったきっかけでした。

ベトナムが共産主義独裁から解放され、自由で民主的な国となることを求め続けてきたユンさんに、心から敬意と哀悼の意を表します。

「ベトナム人は、どんな強い敵とも戦います、たとえ勝てなくても絶対に負けない。そういう心がなければ、国も自由も守れません」

最初に会ったときに力強く語っていたユンさんの言葉を忘れません。いまは、どうか天国でお休みください。

三浦小太郎

ベトナムにおける不平等の凝集と民主化に向けた圧力(2015年 ストックホルム大学 政治学科Eva Hansson博士)

これ自体は2年前の論考ですが、現在のベトナムの人権状況を知るために重要なものですので紹介させていただきます。

ベトナムにおける不平等の凝集と民主化に向けた圧力

ストックホルム大学 政治学科Eva Hansson博士

東南アジアのほぼ全域において、社会的、政治的な対立が増加している。いくつかの国々は、経済的不平等と政治的不平等の両者を抱え、これが今日、民衆の抗議運動によって問われているが、そのような状況はベトナムのように、団結や抗議、集会の権利が制限された国でも同じである。不平等の政治力学、すなわち、実際の、あるいは認識された、様々な形をした不平等に対して、社会的な抗議運動がどのように生じ、いつ、どういう理由で、これらが民主化への要求、つまり、民主化の「ディマンド・サイド」に転換されるのかという事が、東南アジアのコンテキストでは、意外なほどに学者達に注目されてこなかった。最近の報告書の中で、アジア開発銀行(ADB)は、不平等の高まりが地域の政治的安定に対する、より大きな脅威の一つであるとしている。 1の推測では、「この地域の人々の大半、約5分の4の人々が、さらに不平等化する国々で暮らしている」。 2

ベトナムでは、ベトナム共産党(CPV)主導の、権威主義的な一党政権下での30年近い高度経済成長の後に、社会的抗議や民主化への要求が生じているわけだが、この国はしばしば、比較的「包括的な成長(inclusive …