フォルモサの環境災害に関するカトリック司祭ダン・フー・ナムのスピーチ

フォルモサの環境災害に関するカトリック司祭ダン・フー・ナムのスピーチ

ダン・フー・ナム

台北の記者会見に参加できないため、ベトナム被災地のカトリック司祭であるダン・フー・ナム牧師のスピーチが、事前録音された。

2016年8月10日

皆さん。

私はゲアン省クインルウ郡アンホア村、ヴィン教区フーイエン小教区の司祭、ダン・フー・ナムです。

中央部の省の住民は主な収入源として海に頼っていて、環境災害が発生して以来、苦難に直面しています。彼らの生活は深刻な影響を受けています。海が汚染されて大量の魚が死に、漁民たちは岸から離れることができません。魚の捕獲が可能だった漁民たちは、それを売ることができません。その結果、漁具への投資に銀行からローンを借りていた人たちは、破産する危険性が高くなっています

仕事を得るために多くの住民が家を離れるので、子供たちは学校へ行けない危険性に直面しています。さらに深刻な懸念として、たくさんの人たちが有毒な環境で働くことにより死亡しています。汚染された魚や海老を食べて死ぬ住民もいますし、前に述べた苦難のために医療支援が受けられない中毒者もいます。皮膚潰瘍などの奇妙な病気になる地元住民も出始めています。


天皇皇后両陛下、ベトナムにて元日本兵家族と面会される

両陛下、苦難に寄り添う…元日本兵の家族と面会 (読売新聞記事)

ベトナム訪問中の天皇、皇后両陛下は2日午後、先の大戦後も同国にとどまり、フランスとの独立戦争に加わった「残留日本兵」の家族(右)と面会し、言葉を交わされた(2日午後、ハノイで)=代表撮影

 【ハノイ=池亀創】天皇、皇后両陛下は2日午後、ハノイの宿舎で「残留日本兵」の家族15人と面会、戦争が原因で別離を余儀なくされたつらい過去を持つ人々に優しく寄り添われた。

 両陛下の誠実な人柄に触れ、家族たちの目には感謝の涙があふれた。

 「いろいろとご苦労もあったでしょう」

 天皇陛下は真っ先に、集まった家族の中で最高齢のグエン・ティ・スアンさん(93)に声をかけられた。皇后さまはスアンさんの前でひざを折り、涙を流してお礼の言葉を繰り返す彼女の体を何度も抱き寄せ、その思いを受け止められた。

 両陛下は、他の家族に対しても、一人ひとりの話に誠実に耳を傾けられ、面会時間は予定の倍以上の34分にわたった。せきを切ったように過去の苦労話などを語り出す家族たち。天皇陛下の胸を借りるようにして泣き崩れる男性の姿もあった。